そら豆とハバネロ

そら豆の収穫
そら豆は自前です。5月下旬に、もう終わりかけたそら豆を収穫しました。

豆を莢から取り出します。
軽く水で洗ったあらったら茹でます。
塩はふらずに、熱湯で3分程度。
熱をとったら真空パックして、冷凍しておきます。

ハバネロの収穫
毎度のハバネロですが、シーズンになるとどんどん赤くなります。
これを収穫して水で洗いしたあとに、乾燥させます。

これが乾燥後のハバネロ。
天日干しは、日本の気候ではうまくいきません。
もともとハバネロは乾きにくいのですが、夏は湿度がたかくカビてしまうことが多いです。
今回は市販の乾燥機を使いました。一日でカラッとなります。
使うまではシリカゲルなどの除湿剤をいれて保存します。

乾燥ハバネロの粉砕
乾燥ハバネロの粉末化には、市販の製粉機をつかいました。
今回は、amazonでポチ。
いつものようにスペックとレビューを参考に、安価なものを購入しました。
この後、ハバネロを粉砕するのですが、ハバネロが完全に乾いていないと粉になりませんので、注意です。

これが製粉機の上部。ここに材料をいれて右のハンドルをまわすと、粉砕された粉が左からでてきます。


★粉を吸い込まないように注意!★
こんな感じで粉がでてきます。
粉の粒度は真ん中のねじで調整します。
今回は、いわゆる一味唐辛子のような粒度にしました。

粉にひいたものです。
保存する場合はこれにシリカゲルの除湿剤を入れます。
醬の仕込み
醬の仕込み

5月に収穫して茹でて冷凍しておいたそら豆を解凍します。
薄皮を除きます。


麹と塩をあわせますが、手袋とマスク、ゴーグルなどでハバネロからご自身を防御してください。
ついで、これにそら豆を加え、よく混ぜて豆をつぶします。
さらにハバネロ粉末を加えて混ぜます。

混ぜ終わったら瓶詰にします。
この瓶はあらかじめ煮沸消毒して、蓋も瓶も逆さにして乾燥させます。
空気が入らないように瓶につめ、空気に触れないように、ラップで蓋をして、練りわさびをそのラップの上におくと防カビになります。
この状態で冷暗所保存します。
1か月以上、熟成したほうが良いようです。
今回は2022年末に仕込んだので、2023年の春になるまでお楽しみに。