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陽恵は、茶豆風味とよばれる強い甘味と芳香とをそなえた品種の一つですが、他の茶豆風味の種に比べて、青豆特有の爽やかな青い香りとすっきりとした旨みが立っているところが大きな特徴です。
この香りと旨みは、莢の塩もみ、塩水中での加熱など、通常の枝豆の茹で方を行うと、大きく損なわれてしまいます。そのため、以下のような、ちょっと普通とは違う茹で方がおすすめです。
茹で方:
(1) 多めの湯を沸かし、莢を投入して強火で3~4分ほど火を通します。
(2) 莢を湯から上げてザルに広げ、うちわなどで仰いで冷ましつつ、パラパラと塩をします。
このゆで方では塩は不要です。ほんの少し、仕上げ程度に。
そうすることで豆本来のうまみと香りが存分に引き出されます。
注意点ですが、この方法で他の枝豆をゆでますと、雑味や苦みも残ってしまうことがあります。
同じ品種の枝豆でも育てた土壌、育て方で味が異なります。